
ラマッラー:パレスチナ保健省は火曜日、イスラエル軍がヨルダン川西岸地区で15歳の少年を含む2人を殺害したと発表した。
「本日火曜日未明、15歳の少年アムジャド・ナサル・アブ・アワドさんがラマッラー市内でイスラエル軍の銃撃により殉教した」
「また本日未明、ヨルダン川西岸南部のダヒリヤの町付近で、24歳の青年サマー・バッサム・ザガーネさんがイスラエル軍の銃撃により殉教した」と同省は付け加えた。
イスラエル軍はAFP通信に対し、報告された2件の事件を「調査中」と語った。
現場にいたAFP記者によると、少年やティーンエイジャーを中心とする約20人が、アブ・アワドさんを悼むためにラマッラーの病院に集まっていた。
少年たちは涙を流しながら、病院の死体安置所の白い光の中でアブ・アワドさんの顔に触れた。
ヨルダン川西岸の町アルヤムーンとカフル・マリクでは先週、それぞれ13歳と15歳のパレスチナ人の10代2人が殺害された。
イスラエルは1967年以来ヨルダン川西岸を占領している。
ガザ戦争の引き金となった2023年10月7日のハマスの攻撃以来、ヨルダン川西岸では暴力が急増している。
保健省によると、それ以来、イスラエル軍や入植者は、多くの過激派を含む少なくとも946人のパレスチナ人を殺害している。
同じ期間に、イスラエルの数字によれば、少なくとも35人のイスラエル人がパレスチナ人の攻撃やイスラエル軍の作戦中に死亡している。
AFP