
エルサレム:イスラエルの極右国家安全保障相イタマル・ベングビール氏は火曜日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、ガザの停戦に向けてカタールでハマスと間接交渉を行っている代表団を召還するよう求めた。
ベングビール氏は、イスラエルとパレスチナのイスラム主義運動との交渉3日目に、Xへの投稿で「首相に対し、ドーハでハマス殺人者たちと交渉のため派遣した代表団を直ちに召還するよう求める」と述べた。
その代わりに、ヨルダン川西岸地区入植地に住む同大臣は、ガザ地区における「全面的な包囲、軍事的な鎮圧、(ガザ地区外への)パレスチナ人の移住の奨励、および(イスラエルによる)入植」を求めた。
同大臣は、これらの措置を「完全な勝利の鍵であり、何千人ものテロリストを解放し、兵士の血で占領した地域から(イスラエル軍を)撤退させるような無謀な取引ではない」と述べた。
交渉に詳しいパレスチナ当局者は火曜日、交渉は継続中で、「実施の仕組み、特に撤退と人道支援に関する条項」に焦点を当てていると述べた。
ネタニヤフ首相は、トランプ大統領が政権に復帰して以来 3 度目となるワシントンを訪問し、トランプ大統領は月曜日、合意に達することができるとの確信を表明した。
イスラエル首相は、パレスチナ国家の完全設立を否定し、イスラエルは「常に」ガザ地区に対する治安管理を維持すると主張した。
イスラエルは 21 ヶ月以上にわたり、ガザのハマスと戦争を続けており、その軍隊はパレスチナ領土を徐々に占領している。
国連によると、ガザの 82% は現在、イスラエル軍の支配下にあるか、避難命令が出されている。
この戦争は、2023年10月7日にハマスがイスラエル南部に対して行った前例のない攻撃によって引き起こされた。
AFP が公式データに基づいて集計したところ、この攻撃により、イスラエル側では 1,219 人が死亡し、その大半は民間人だった。
この日に拉致された 251 人のうち、49 人は依然としてガザで人質として拘束されており、そのうち 27 人はイスラエル軍によって死亡と宣告されている。
ハマスが運営するガザの保健省のデータによると、イスラエルの報復作戦により、少なくとも 57,523 人のガザ住民(その大半は民間人)が死亡している。
この数字は国連も信頼できるものと判断している。
AFP