
アラブニュース
ドバイ:イエメンのアルイリヤニ情報相は火曜日、フーシ派民兵の新型コロナウイルスの管理は、イラン現政権のパンデミック対処スタイルに倣っており、数百万人の命を脅かしていると警告した。
同相は、フーシ派が―イランの現政権と同様に―支配下にある地域の新型コロナ感染症感染者数に関する情報を隠していると主張した。
同省によると、フーシ派が掌握している首都サヌアから届いた情報によると、ここ数日の感染者数と死亡者数は、「ウイルス蔓延と医療欠如の悲惨な水準」を示しているのだという。
アルイリヤニ氏は、フーシ派が続ける「否定政策」が「数百万人もの命を危険にさらしている」と述べた。
「フーシ派は...感染疑い例や死者の数、自派の甘い予防措置などを含むデータや情報を、支配下の民衆や国際機関から隠している」と、同情報相はイエメン通信社(サバ)への声明の中で述べた。
アルイリヤニ氏は、国際社会、国連事務総長ならびにそのイエメン特使、世界保健機関に対し、民兵支配地域にいる数百万人のイエメン人を救助するよう求めた。