
ダマスカス:シリア北部のイドリブ州で爆発が発生し、少なくとも 6 人が死亡、数十人が負傷したと当局が木曜日に発表した。
爆発の原因については公式発表はない。
シリア民間防衛隊(ホワイトヘルメット)は、木曜日にイドリブ市の北にあるマアラト・ミスリン町で発生した爆発で、少なくとも 6 人が死亡したと報告した。
ホワイトヘルメットは声明で、「これは、瓦礫の下に閉じ込められた人々の捜索を続けているシリア市民防衛隊が回収した死者の数だけだ」と述べた。
シリアの緊急災害管理大臣、ラエド・アル・サレ氏は、ソーシャルメディアのプラットフォーム X への投稿で、「この地域では爆発が繰り返し発生しており、対応作業が妨げられているにもかかわらず、チームは負傷者と死者を搬送している」と述べた。
国営通信社SANAは、保健当局者の話として、4人が死亡、116人が負傷したと報じたが、詳細は明かしていない。
シリアは、前大統領バシャール・アサドが反政府勢力の急襲で追放されたことで終結した、ほぼ14年に及ぶ内戦からの復興に苦闘している。この内戦では、50万人近くが死亡し、戦前の2300万人の人口の半分が避難民となった。イドリブは、反体制派が支配する飛び地だった。
同国の現暫定大統領、アフマド・アル・シャラア氏は、アサド大統領を追い出した反政府勢力の中心人物である、イドリブを拠点とする武装組織「ハヤト・タハリール・アル・シャーム」の元指導者である。
AP