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イスラエル軍、飢餓の深刻化に対応するため、ガザの3地域での戦闘を一時停止

2025年7月26日、ガザ地区南部のハーン・ユーニス東部マワシ地区で、戦争と飢餓に反対するサイレントマーチに参加した女性と子供たちがプラカードを持ち上げている。(AFP)
2025年7月26日、ガザ地区南部のハーン・ユーニス東部マワシ地区で、戦争と飢餓に反対するサイレントマーチに参加した女性と子供たちがプラカードを持ち上げている。(AFP)
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27 Jul 2025 02:07:32 GMT9
27 Jul 2025 02:07:32 GMT9
  • 軍は、国連輸送隊のための人道回廊がいつ、どこで開通するかについては明らかにしなかった。
  • また、軍は人口密集地域において人道的な停戦を実施する準備ができているとも述べた。

テルアビブ:イスラエル軍は日曜日、ガザの3地域での戦闘を一時停止する「戦術的休止」を開始すると発表した。これは、悪化する人道状況に対処するための措置の一環だ。

軍は、日曜日から、追って通知があるまで、毎日午前 10 時から午後 8 時(現地時間)まで、ムワシ、デイル・アル・バラ、ガザ市での活動を停止すると発表した。軍は、これらの地域では活動を行っていないと述べたが、ここ数週間、各地域で戦闘や空爆が続いている。

声明で軍は、援助機関がガザ全域の住民に食料や物資を届けるための安全なルートを指定すると述べた。

軍が戦闘の一部を一時停止すると発表した背景には、イスラエルの援助制限により飢饉の危険が高まっているとの専門家たちの警告が数ヶ月間続いたことがある。最近数週間で数百人のパレスチナ人が食料配給施設へのアクセスを試みる中で死亡したことから、国際的な批判は高まっており、イスラエルの同盟国からも批判が相次いでいる。

イスラエル軍は土曜日、数千人のパレスチナ人が広範な飢饉の脅威に直面している中、ガザ地区に人道支援物資を空輸したと発表した。

「政治指導部の指示に従い、イスラエル国防軍(IDF)は、ガザ地区への支援物資の搬入を許可し促進するための継続的な努力の一環として、最近、人道支援物資の空輸を実施した」と軍はテレグラムに投稿した。

ロイター

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