
ダウド・クッタブ
アンマン: パレスチナ指導者たちはロシアが仲介役になれば、イスラエルとの話し合いの再開を受け入れるだろうと、パレスチナ外務大臣のリアード・アルマーリキが火曜に述べた。
「我々はウラジミール・プーチン大統領を信頼しており、そのような会合が成果を生むと確信している。我々を話し合いに戻し、占領下にあるヨルダン川西岸の一部を併合するイスラエルの計画を止めることに成功するだろう」と、彼は話した。
アルマーリキは、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がモスクワで話し合いの場を持つというロシアの計画を2度潰したと述べた。「パレスチナはロシアの助けを借りて、TV会議でイスラエルと話し合いを行うつもりがある」と、彼は言う。「パレスチナ側はロシアが実行可能と感じるならば、そのアイデアを検討する」
国際危機グループでシニアアナリストを務めるオファー・ザルツベルグはアラブニュースに対し、モスクワは物議を醸しているイスラエルの併合計画を中止または延期させることについて、ホワイトハウスとラマラの両方と個別に関わってきたと話した。ネタニヤフは同計画を7月1日に実施すると脅している。
「障害となりそうな点は、トランプの計画を議論の中心としなければならないかどうかというところに関係しているように思います。話し合いのチャンネルがロシアになろうと別のどこかになろうと、それに同意するだけでは不十分です。話し合いの内容が重要です」
ザルツベルグは、併合反対派はパレスチナ指導者たちが独自の平和計画と話し合いのスケジュールを提案するのを待っており、そのどちらも出される気配がないことに不満を持っていると述べた。
その他に進められている努力として、ヨルダンのアブドゥッラー国王を含むサウジの主な指導者たちがイスラエルの新しい防衛大臣と外務大臣に会い、併合は平和のチャンスを損なう恐れがあると説得している。