
チュニス:6月11日(木)の保健担当役員の最新情報によれば、イタリアへ向かっていた難民船がチュニジア沖で沈没し、50人以上が死亡、その大半がサブサハラ・アフリカ出身者だったという。
6月9日(火)にスファックス市の港近くで漁師が事故の通報をして以来、さらに17人の遺体が見つかり、死亡者が計52人となっている。
死亡者中少なくとも24人が女性。
スファックス地域の保健局長Ali Ayadi 氏によると、6月11日(木)に一部の死亡者の埋葬が執り行われた。
当局によると、ボートの船長をしていた48歳のチュニジア人も死亡とのこと。
目撃者が当局に語ったところによれば、これらの難民たちは1週間前に53人を乗せてイタリアに向けて出発したボートに乗っていたと思われる。
国連難民期間によると、チュニジアからヨーロッパへの不法入国は1月から4月にかけて前年度比で150%急増している。
AFP