
アラブニュース
ドバイ:UAEで毎年実施される真夏の屋外作業禁止措置が、月曜日に始まり3か月続く予定であると同国の人的資源・自国民化省が述べた。
労働者は、午後12時30分以降屋外の作業場にとどまる義務はなく、午後3時までは仕事の再開を禁じられると国営通信社WAMが報じた。
WAMの報道によると、UAEの夏は6月21日から正式に始まり9月23日まで続き、気温は摂氏43度を超えると予想される。
雇用主は休憩中に休める日陰の場所を用意するよう義務付けられている。
さらに同省は朝、夕方、あるいは両方のシフトにおける1日の労働時間が8時間を超過してはならない、と述べた。
同省はまた、労働者が24時間以内にその8時間を超過する場合、余分な労働時間は残業とみなされ、アラブ首長国連邦の労働規則に従って残業代が支払われなければならない、と付け加えた。
しかし、技術的な理由で継続が必須の作業を担当する企業は禁止措置から除外される。
「労働者は道路のアスファルトやコンクリートの舗装、水道管、ガソリン管、下水管の損傷修理や電線の断線など、技術的な理由で延期できないプロジェクトに取り組んでいる場合、禁止されている時間帯に作業を続けてもよい」と述べた。
この除外は交通の流れ、電気、水道、通信の供給に影響する、政府機関から認可を受けたプロジェクトにも適用される。
同様に、除外に該当する企業は労働者のために水分補給設備を提供するよう勧告しており、労働者1人に対し5万ディルハム相当あるいは複数の労働者に対し最大5万ディルハムの罰金が科せられる可能性がある。