
カイロ:エジプトはコロナウイルスによる閉鎖から3か月以上経って初めて、空港、エジプト博物館、および有名なカイロのギザのピラミッドを再開した。
国営キャリアであるエジプト航空は、約2,000人の乗客が水曜、14便の国際便でカイロの国際空港から出発したと話した。
350人以上のウクライナ人観光客を乗せた2便が、紅海のリゾート地フルガダと、シナイ半島南部の主要なリゾート地でありビーチでもあるシャルムエルシェイクに着陸した。
考古物最高審議会モスタファ・ワジリ事務総長は、二十数か所の博物館および観光地でも、コロナウイルスに対する予防措置を講じたうえで訪問者を受け入れたと話した。
その中には、エジプト博物館、ギザのピラミッド、カイロのサラディン城塞、カルナックの古代神殿、ルクソールの南部都市にある有名なハトシェプスト安置神殿などが含まれている。
政府は、国情不安が何年も続いた後に、パンデミック前には回復の傾向を示していた観光部門を復活させたいと考えている。
AP