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カショギ氏の遺族、父の殺害犯たちに許しを与える

22 May 2020
葬儀でのジャマル・カショギ氏の遺族。(File/AFP)
葬儀でのジャマル・カショギ氏の遺族。(File/AFP)
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Updated 23 May 2020
22 May 2020

アラブニュース

カショギ氏は在イスタンブールのサウジアラビア領事館で2018年に殺害された。

許しを与えることによって殺害犯たちが罰を免れることはないが、カショギ氏の子息たちは彼らの生命を死刑宣告から救ったことになる。

リヤド:殺害されたサウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の遺族は同氏を殺害した犯人たちに許しを与えると、同氏の子息サラー氏が金曜日にツイートした。

「この聖なる月の有徳の一夜、全能なる神が聖典での述べられた言葉を思い出します:悪行への報復はその悪行に等しい。しかし、許しそして和解を成す者は神の恩寵を賜る。神は不当なことを好まれない」。

「それ故に、私たち、殉教者ジャマル・カショギの息子たちは、父を殺害した者たちに許しを与えることを表明します。父が安らかに眠らんことを。全能の神の御心に従い、全能の神の恩寵を求めて」と、サラー氏は述べた。

イスラムの伝統では、許しを与える行為や善意の意思表示は、ラマダン中、特にその期間の最終10日間に為されることが多い。しかしながら、サウジアラビアの法により、カショギ氏の子息たちの意思表明は、死刑宣告を受けた者たちを刑の執行から免れさせ得るのみであり、有罪判決を覆すものでも殺害犯たちを罰から免れさせるものでもない点は留意しなければならない。

カショギ氏は2018年10月に在イスタンブールのサウジアラビア領事館を訪れた際に殺害された。

2019年12月、この殺害事件のために、5人が死刑宣告を受け、他の3人が刑期を言い渡された。

「この犯罪を隠蔽しようとし法に背いた行為により」有罪となった3人の被告の刑期の合計は24年に及ぶ。

サウジアラビアの副検事で報道官のシャラン・アル・シャラン氏は、捜査の結果、有罪判決を受けた者たちとカショギ氏との間に「事前の敵意や確執」は無かったと判明したと述べた。

「捜査により、殺害は事前に計画されたものではなかったことが明らかになった … その場の思い付きで殺害を決めてしまった」と、アル・シャラン氏は言った。

サラー・カショギ氏は、判決後、自身の父の殺害事件を政治化しようとする人々を非難し、サウジアラビアの司法制度への信頼を表明した。

「私の父は、サウジアラビアに対するいかなる侮辱も害を及ぼす企ても決して容認しませんでした。父の思い出や父の信念がそのような目的のために利用されることを私は認めません」とサラー氏は述べた。

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