
アラブニュース
ドバイ: アブダビはコロナウィルスの不活化ワクチンの第3相臨床試験へ、さらに多くのボランティアが参加することを期待している。この臨床試験は、COVID-19に対して世界中で進められているワクチン開発の取り組みのうちの1つである。
木曜に臨床試験の受付が始まってから最初の24時間で、アブダビとアルアインから約5,000人の登録があった。臨床試験調査の最初の3~6ヶ月で15,000人のボランティアが参加する可能性があると、同首長国の保健局が金曜日に述べた。
連邦保健当局者たちはアブダビと共に、臨床試験対象者を全国へ拡大する可能性に向けて調整を進めている。
中国の国営製薬会社シノファームが開発したワクチンでは、アブダビ保健局のシェイク・アブドラ・ビン・モハメッド・アルハメッド局長がその最初のボランティアとなり、投与を受けた。
臨床試験に参加を希望する市民と住民は、特定の基準を満たす必要がある。18才以上であること、健康であること、持病がないこと、およびCOVID-19感染歴がないことがその条件となる。条件を満たす人たちはこの臨床試験のウェブサイト www.4humanity.ae で参加登録することができる。
ボランティアは3週間以内にワクチンを2回投与され、1年間にわたり毎月経過観察を受けなければならない。