
ギリシャ、ヒオス:日曜日、ギリシャの沿岸警備隊は、26人のトルコの難民を乗せた2隻の漁船がギリシャのヒオス島に到着したと述べた。
子供を含む集団は、ギリシャの沿岸警備隊が土曜日に海岸に接近した際に救助された。
現地のニュースサイトpolitischios.grによると、トルコ市民はギリシャからの政治亡命を求めており、彼らはレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領政権に迫害されたと主張している。
乗客2人がボートに穴を開け、島に近づき救助活動を促した。後に、2人は逮捕された。
同集団は新型コロナウイルスの検査を受け、レフコニアの検疫センターに移送された。
3週間前にも亡命を求めるトルコ市民23人を乗せた別のボートがヒオスに到着している。
エルドアン政府に対するクーデターに失敗した2016年以来、トルコの公務員や軍人がギリシャの島々に到達し、エブロス川沿いの国境を経由して不法侵入する事例が報告されている。
8月10日、トルコが海軍艦艇数隻の護衛を伴った探査船オルチ・レイス(Oruc Reis)を地中海東部にあるギリシャのカステロリゾ島沖に派遣したことを受け、両国の関係に緊張が高まっている。
この対立は、ギリシャとトルコの間の紛争した海域の権益と天然ガス資源をめぐる長年の対立に再び火をつけ、両国は合同軍事演習を開始した。
ギリシャとトルコは、移民、イスタンブールの世界遺産アヤソフィア、キプロスの緊張などの問題ですでに対立していた。
AFP