


アラブニュース
ドバイ:国営通信社WAM の報道によると、UAEのムハンマド・ビン・ラシド・ス ペースセンターは、2024年までにアラブ初のミッションとして月へUAEの宇宙飛行士を派遣することを計画している。
このミッションは9月26日(土)に同センターによって立ち上げられたUAEの新たな2021-2031 戦略の一部で、宇宙探査ミッションと宇宙衛星に関する計画を含んで いる。
ドバイの首長兼UAE副大統領を務めるムハンマド・ビン・ラシド・アル=マクトゥーム氏がその新戦略を見直した。
I reviewed the 10-year plan for the Mohammed bin Rashid Space Centre. We will announce our next space missions soon and will establish specialised satellite development programs. A space center simulator, and other educational programs, will help provide training in this sector. pic.twitter.com/buBVJb7XGG
— HH Sheikh Mohammed (@HHShkMohd) September 26, 2020
「わが国の宇宙部門の幹部を養成し、衛星を構築するための同センターの将来的なプログラムは、知識、データ、イノベーション、そしてアラブと世界の学術的および科学的研究機関に支えられながら、人類への貢献を目的とする 」とアル=マクトゥーム副大統領がツイートした。
その新戦略には火星探査プロジェクト「ホープ・プローブ」2117戦略、宇宙飛行士プログラム、衛星開発プログラム、UAE宇宙部門持続可能性プログラムが含まれて いる。
WAM によると、UAEの国営宇宙部門は過去2、3年で既に59.8億ドル近くの投資を集めているという。
この戦略は国営宇宙部門におけるイノベーションを改良し、UAE国籍の戦略関係者の質を向上させることも目標としている。
「UAEの宇宙部門は未来を模索し、計画し、作り出すという大望を抱いている。我々の若い世代、エンジニア、パイオニアたちが、世界の未来のために、宇宙というきわめて重要な部門における科学・技術・イノベーションといった分野で新たな可能性を開発することになる」とアル=マクトゥーム副大統領がツイートした。