
エルサレム:イスラエルの諜報大臣は日曜日に、この地域におけるイスラエルの軍事的優位性を維持する必要があるとし、米国からカタールへのF-35軍用機の販売に反対するだろうと述べた。
エリ・コーヘン諜報大臣は、カタールがステルスF-35戦闘機購入に向け、米国政府に正式な要請を提出したというロイターの報告について尋ねられたことをうけ、イスラエル陸軍ラジオでコメントを発表した。
イスラエルがそのような売却に反対するかと尋ねられ、コーエン氏は次のように話した。「答えはイエス。 この地域における安全と軍事的優位性は我々にとって最も重要なこと。 我々の地域はまだスイスのようにはなっていない。」
カタールの要請は、8月の米国とアラブ首長国連邦との間の合意に続いてなされた。米国政府は、イスラエルとの外交関係を正常化するためのアブラハム合意と呼ばれる、米国が仲介した合意の副次的合意として、湾岸諸国のF-35の購入を承認する考えを認めた。