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サウジアラビアでCOVID-19日ごと感染者数が急増 対策を要請

リヤドからサルマン国王が遠隔で議長を務め、週次閣僚評議会が開催された。(SPA)
リヤドからサルマン国王が遠隔で議長を務め、週次閣僚評議会が開催された。(SPA)
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05 Jan 2022 10:01:05 GMT9
05 Jan 2022 10:01:05 GMT9

アラブニュース

リヤド:国内でCOVID-19の日ごと感染者数が急増していることから、火曜日、サウジアラビア閣僚は、健康安全対策に従い、可能な限り早くワクチンの追加接種を受けるよう人々に促した。

今回の発表は、サウジアラビアの保健省が過去24時間に新規感染者2,585人を記録したことに伴い、リヤドからサルマン国王が遠隔で議長を務めて行われた週次閣僚評議会の後に出された。

閣僚は、コロナウイルスとその突然変異の疫学的状況の展開、最新の国内外の統計と指標に関する報告、国民、居住者、「二聖モスク」サウジアラビアの訪問者の保健と安全維持のために講じた感染予防措置の評価について検討した。マージド・アル・カサビー情報大臣代理が明らかにした。

セッションの冒頭、サルマン国王は諮問評議会の働きと任務を遂行する努力に対して感謝を述べた。一方、閣僚評議会は、第8セッション2年目の諮問評議会業務の開始にあたり、国王の年次演説の内容を検討した。

国王は、「ビジョン2030」に沿って多種の分野で国内の成長、繁栄、進歩を目指して確立した不変の姿勢を反映させた包括的ビジョンを打ち出した。サウジアラビアの外交・経済的立場や、低所得国や被災国、難民、さまざまな危機の影響を受けた人々を支援するための地域・国際平和と安全の強化への取り組みなどもそこに含まれていた。

閣僚は、共同協力の強化と関係改善を目的に過去数日間に王国と多くの諸国との間で行われた会合と会談についても検討した。

アル・カサビー氏は、閣僚評議会では多くの地域的・国際的な問題と展開に加え、安全、平和、安定および繁栄を強化するために実施された世界規模の取り組みについて論じたと述べた。

閣僚は、イラクとのメディア協力の分野における覚書の草案に情報大臣が署名することを承認した。財務大臣には、金融や公的金融サービスの開発で協力関係の強化を目指し英国と覚書を交わすことを認めた。

また、環境・水資源・農業省と日本の環境省との間の協力に向けた覚書、さらに投資促進の分野の協力に向けたオマーンとの覚書の締結を承認した。

そして、イスラム大学学長がイスラム協力機構との協定草案に署名することを承認した。サウジアラビア海水淡水化公社とロシアのウファ州立石油技術大学との間の淡水化技術とパイプラインの運用・保守の分野における協力に関する覚書の締結も認めた。

閣僚は、輸出の防止・管理措置のガバナンスを規制することに合意し、高齢者の権利とケア体制を承認した。

また、会議の議題に沿ってその他の事案についても検討し、必要な措置を講じた。例えばサウジアラビア標準化公団、ジュバイルおよびヤンブーの王立委員会、メッカ地域開発局、シャルキーヤ開発局の年次報告書などが取り上げられた。

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