
イスタンブール:トルコの外務省は木曜日、同国の東地中海でのエネルギー探査および継続的な「挑発」の数々により地域の平和が脅かされていると糾弾するギリシャ、キプロス、エジプトによる共同声明を非難した。
同省は声明で「根拠のない告発と疑惑を含む宣言を全面的に拒否した」と述べている。
水曜日にニコシアで開催された三国間地域サミットの間に、キプロスのニコス・アナスタシアディス大統領、エジプトのアブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は、その「攻撃的な」行動を終了するようアンカラに促した。
共同声明はまた、トルコに対し、キプロスの招待を受け入れ、海上境界線の協定交渉に参加するように求めた。ギリシャとキプロスは、アンカラがリビアのトリポリを拠点とする政府と結んだ同様の協定を「法的に無効」として却下しながら、エジプトとの間で海上国境協定を締結している。
トルコ外務省によると、この宣言は地域の平和と安定を支援するのではなく、アンカラを攻撃したものだという。同省は、同国のキプロス人が統治に参加し、民族的に分断された島国の資源を共有することによってのみ、協力が可能であるというトルコの立場を繰り返した。
「私たちは、私たち権利と東地中海のトルコ系キプロス人の権利を守るために、決意を持って継続する」と同省の声明は述べた。
三国間首脳会談は、名目上のNATO同盟国であるギリシャとトルコの間で、海上境界線やエネルギーの権利を巡って緊張が高まる中で行われた。
トルコは夏の終わりに、ギリシャが領有権を主張する地中海の区画で地震調査を行うために軍艦に護衛された調査船を派遣し、ギリシャ政府は軍艦を派遣した。
トルコは、メンテナンスと外交のための時間を確保するために、調査船を数週間岸に戻したが、「オルチュ・レイス」を新たなエネルギー探査任務に再配備した。トルコによる海上発表によると、「オルチュ・レイス」と他の2隻の船は10月27日までこの地域で活動を続けるという。
トルコはまた、キプロスが排他的経済水域として主張する海域にも、石油とガスの埋蔵量を探査する船を派遣していた。
AP