
ベイルート/エルサレム:水曜日に予定されていた米国が仲介するレバノンとイスラエル間の協議は、当分の間延期になったとレバノンの安全保障筋とイスラエル当局者が月曜日に述べた。
長年の敵対関係にあるイスラエルとレバノンは、天然ガスが豊富に存在する可能性のある地域での、炭化水素の探査を妨げている海上境界線をめぐる紛争を解決しようと、代表団が国連の基地に集まり、10月から交渉を開始していた。
レバノン側に延期を知らせた米国の仲介者は、双方と二国間の接触を持つことになるとレバノンの情報筋は述べた。イスラエル当局は延期を認めたが、それ以上の詳細は明らかにできないと述べた。
レバノンの安全保障筋は、延期の理由はイスラエルがレバノンの提案を拒否したためだと述べた。
イスラエルのユバール・シュタイニッツエネルギー相は先週のイスラエル陸軍のラジオでのインタビューで、4回にわたる協議の後でも進展はなく、レバノンは「これまでのところ、結局は挑発につながる姿勢を示しています」と述べた。
シュタイニッツ氏は、「さらに多くのハードルや衝突」が予想されるとしながらも、数カ月以内に突破口を見いだせることを願っていると語った。
ロイター通信