
エルサレム:イスラエルは12月9日、ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの初出荷分を受領することになっており、当初の発表より1日早い、とベンヤミン・ネタニヤフ首相官邸は述べた。
ファイザーと提携企業のBioNTechは先月、イスラエルに800万回分のワクチンを提供することに同意した。イギリスは8日、このワクチンを投与した最初の国となった。
このワクチンの初出荷分を積んだ航空機が9日のこの後に着陸する時、ネタニヤフ首相がテルアビブのベン・グリオン国際空港で出迎えることになっている、首相官邸は声明で述べた。
イスラエルのエリ・コーヘン諜報相は今週これまでに、ワクチンの第1陣が9日イスラエルに到着し、高齢者とその他の感染リスクの高い人々に投与されると述べていた。
8日の出荷数は少なく、輸送と保管の手順を試行するために使用され、もっと多くの110,000回分を送る予定の出荷第2弾は、10日に到着することになっている、とイスラエルのメディアが報じていた。
人口900万人を持つイスラエルは、347,497人の新型コロナウイルス感染者と2,925人の感染による死亡者を発表していた。
ロイター通信