アラブニュース

ロンドン：英国商務長官は、アブダビの「壮麗な」シェイク・ザイード・グランド・モスクを訪れた際に目撃した「平和と寛容のメッセージ」を賞賛した。

ケミ・ベイドノック氏は、アラブ首長国連邦（UAE）の首都で開催された世界貿易機関（WTO）の閣僚会議に出席するため、同国最大のモスクを訪れた際の画像を自身のソーシャルメディア・チャンネルで公開した。

「私にとって訪問のハイライトは、世界最大級のシェイク・ザイード・グランド・モスクを訪れたことです」と彼女はXに投稿した。

「壮大な建物です。世界各地からインスピレーションを得た建築とデザインで、平和と寛容という人々を歓迎する深いメッセージを強調しています」。

The highlight of my trip was a visit to the Sheikh Zayed Grand Mosque, one of the largest in the world.

It is a spectacular building.

The architecture and design takes inspiration from all over the globe, emphasising a welcoming and profound message of peace and tolerance. pic.twitter.com/nYwJPLTAhq

— Kemi Badenoch (@KemiBadenoch) March 2, 2024

2日早朝に終了したWTOの閉会式で、ベイドノック氏は閣僚会合を主催したUAEに感謝し、電子商取引協定の延長をWTOが決定したことに満足していると述べた。

「フォーラムで懸命に働いてきた全ての方々、特に英国代表団、主催国のUAE、そしてWTO事務局長に感謝します。私は、代表団が24時間体制でビジネスと消費者のために成果を出そうと努力する姿を目の当たりにしました」

「英国が積極的かつ建設的な役割を果たし、人々をまとめ、柔軟性を示し、成果を仲介したことを誇りに思います。私たちが望んでいたこと全てを達成できたわけではありませんが、無関税のデジタル貿易を保護し、後発開発途上国が自由で開かれた貿易の恩恵を受けられるよう支援すべく、重要な合意に至りました」と述べた。

ベイドノック氏は 「英国がこの会議に参加した主な目的は、デジタル貿易が無関税であり続けることを保証すること、つまり、中小企業が国際電話をかけても課税されず、消費者が他国の曲や映画をストリーミングしても追加料金を支払わないことを保証することでした」と続けた。

「WTOが電子商取引モラトリアム（電子メールから音楽やテレビのダウンロードに至るオンライン取引への課税を回避する世界的な協定）をさらに2年間延長することに合意したことを喜ばしく思います。この決定は、あらゆる規模の事業者にとって成長に必要な確実性を提供し、あらゆる場所にいる消費者にとってコストを抑えることになるでしょう」