
バグダッド:治安筋、医者、活動家ネットワークによると、火曜日の夜にバグダッド東部で、イラクの反政府抗議者が覆面の武装集団に射殺された。
サラ・アル・イラク氏は、昨年イラクの首都とシーア派が多数を占める南部で起きたデモ集会で積極的な役割を果たしたことで知られており、イラク政府を腐敗し、無能で、隣国のイランから世話をしてもらっていると批判していた。
医者、治安筋、そして抗議デモとその後の影響を報告した活動家の集まりであるイラクソーシャルメディアネットワーク(INSM)によると、イラク氏は首都であるバグダッドのアルジャディダ地区で殺害された。
3つの情報筋はすべて、イラク氏が近くのシェイクザイード病院に到着したときに死亡したことをAFP通信に対して認めた。
バグダッドのアルジャディダは、首都での抗議活動の中心地であるタハリール広場から数キロ(マイル)のところにあり、そこからはイラク氏がいつも精力的に生中継を行っていた。
INSMは、イラク氏は火曜日の銃撃の以前にも、すでに2回命を狙われていたと述べた。
火曜日午後のFacebookでの最後の投稿で、イラク氏は「卑怯者が支配している間に無実の人たちが死ぬ」と書いていた。
2019年10月にデモ集会が始まって以来、今回射殺された若い主催者を含め、600人近くがデモ関連の暴力で命を落としている。
街頭の抗議デモにより前首相が辞任を余儀なくされた後、5月に政権を握ったムスタファ・アル・カディミ首相は、デモ集会を守り、過去の暴力行為の責任者を逮捕することを約束した。
しかし先週、8つの国内および国際的な人権団体は、「平和的な表現を求める個人を対象とした裁判の手続きを踏まない処刑が今年行われ、それについての説明責任が欠如している」ことを懸念していると述べた。
当局が犯人の処罰を求めるのに「失敗」したことは、「勇敢な人々を最も基本的な保護もせずに放置し、それについて何十年にもわたり免責を永続させ、さらに確固たるものにしています」と、アムネスティとヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)を含むグループは述べた。
HRWは火曜日、最近起きたアルシャド・ヘイバット・ファクリ氏の事件を例に挙げた。 この31歳の男性は、11月に正体不明の武装した男たちに拘束されて以来、消息を絶っている。
HRWは、カディミ政権は「約束をほとんど果たしておらず、人々の失踪が続いています」と述べた。
AFP通信