
Mohammed Abu Zaid
カイロ: 貧しい人を無償あるいは最低費用で治療することで有名なエジプト人医師、モハメド・マシャリー氏の死からほんの数ヶ月後、彼の診療所が再開した。
エジプト人医師Hosni Qutb氏は、タンタの北部の町で診療所を再開することを決めた。そこではかつて、マシャリー氏が最高額でも10エジプトポンド(0.63ドル)で患者を治療していた。Qutb氏は、マシャリー氏の家族の同意に基づき再開すると発表した。
マシャリー氏がほんのわずかの料金で診療するという評判が広く知れ渡り、何百人もの患者が診療所の前に列をなしたものだ。
彼は血圧の急低下後、7月28日に亡くなった。1944年に生まれ、1967年、カイロ大学の医学部を卒業した。マシャリー氏はガルビーヤ県で病院に勤務した。
彼は貧しい人の治療に身を捧げることを決意したと言った。なぜなら、彼も同様のバックグラウンドを持つから、彼らの苦しみに彼自身も関係していたのである。「私は貧しい中で育った。高価な服を着たり、10メートルの車で移動したいと思わない」とマシャリー氏はかつて語っていた。
Qutb氏は言う。「診療所が再開した時、私たちはすぐに彼ら(患者)にマシャリー氏の料金をキープし、払えない人は無料で検査してもらえると知らせたよ」彼は診療所を改修し、医療器具を追加した。