Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 中東
  • イラク、ファイザーの新型コロナワクチンに緊急使用許可

イラク、ファイザーの新型コロナワクチンに緊急使用許可

ファイザー/バイオンテック製のワクチンで懸念されていることの1つは、超低温で保存・出荷しなければならないことである。(ファイル写真/AFP)
ファイザー/バイオンテック製のワクチンで懸念されていることの1つは、超低温で保存・出荷しなければならないことである。(ファイル写真/AFP)
Short Url:
28 Dec 2020 04:12:30 GMT9
28 Dec 2020 04:12:30 GMT9
  • これに先立ち、イラクのハサン・アル=タミミ保健大臣は、同国はまもなくワクチンを受け取る予定だと述べた。
  • イラクの関係者によると、ファイザーとの取引には保存に関する付随サービスも含まれるという。

アラブニュース

ドバイ:イラクの国立医薬品選択局は日曜日、ファイザーの新型コロナウイルスワクチンに緊急使用の許可を与えた。国営通信社INAが報じた。

これに先立ち、イラクのハサン・アル=タミミ保健大臣は、同国はまもなくワクチンを受け取る予定だと述べた。同社製ワクチンの保存に必要な、専用の容器もセットとして付いてくるという。

「取引には特別な保存容器も含まれている」とアル=タミミ氏はINAに語った。

ファイザー/バイオンテック製のワクチンは、マイナス70度(華氏マイナス94度)前後という超低温で保存・出荷しなければならず、世界中にワクチンを供給するに当たってはこの条件が課題の1つとなるのではないかと懸念されている。

ファイザーによると、ワクチンを冷却したまま保存できるよう、ドライアイスを使用した輸送用コンテナを開発したという。GPS対応のセンサーにより各出荷の追跡や冷却状態の維持が可能になると、同社は述べている。

「ファイザーにはコールドチェーンの輸送に関する豊富な経験と専門知識があり、ワクチンを最長6ヵ月まで保存できる流通拠点を含め、世界中にワクチンを供給する確固たるインフラを有しています」と同社は声明の中で述べている。

特に人気
オススメ

return to top

<