
エジプトはカタールへの空域を再開し、両国間のフライト再開を許可した、と航空当局と国営メディアが火曜日に報じた。
この決定は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプトが2017年にカタールとの外交、貿易、渡航を断行したボイコットを終わらせるという動きに続く。
アルアハラム国営新聞が報じたところによると、エジプトの渡航禁止の解除により、カタールのフライトがエジプト領空を飛行できるようになり、両国の国営航空会社のフライト運航スケジュール承認申請が可能となった。
民間航空局と航空省によると、協定が発効すると、両国間の物品輸送も可能になるだろう。
エジプトとその湾岸同盟国は、カタールがテロを支援していると訴え、禁輸措置を課した。
エジプトは先週サウジアラビアで開催されたサミットで地域和解への支持を表明したが、ボイコットを終わらせるための具体的措置の発表までには至らなかった。
サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーンはすべて、カタールへの空域再開を発表した。
ロイター