
ロンドン:イランの長距離ミサイルが1月16日、インド洋の商船から、危険なほど近い距離に、アメリカのニミッツ空母打撃群からは、100マイルの地点に雨あられのごとく降り注いだ、とFoxニュースが報じた。
匿名扱いを希望しているアメリカ当局者たちは、発射されたミサイルのうちの少なくとも1発が、一般商船から20マイルの地点に着水したと述べた。
ニミッツ空母打撃群から約100マイル離れた地点の海に落ちた衝撃で、イランの弾道ミサイルの少なくとも2発が爆発した。
海に落ちた衝撃で、ミサイルの破片が四方八方に飛び散った、とこのアメリカのニュースチャンネルが伝えていた。
「私たちはミサイルの発射を予測していました」と、ある関係者がFoxニュースに語った。しかし、イランが自らの制約を超えて、どのくらい接近させてミサイルを落とすつもりなのか、ということに関しては不安があった。
退任するドナルド・トランプ大統領の命令で、ニミッツがアラビア海北部に留まっていた。
アメリカ国防総省は方針を変え、ニミッツに方向転換し、この地域に留まるように命じた。ニミッツはアラビア湾を離れた後、今月の早いうちに帰国する予定だった。
「トランプ大統領とその他のアメリカ政府関係者たちに対して、イランの指導者たちが最近脅迫していたので、私はニミッツに通常の再配置に就くことを中止するように命じていました」と、クリス・ミラー国防長官代行が1月3日に語っていた。
「今やニミッツは、アメリカ中央軍の作戦地域に配置されることになるでしょう」
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)のガーセム・ソレイマーニー司令官の暗殺は、1月3日で1周年を迎えた。
イスラム共和国は同司令官の死に対して、報復を誓っている。