



ドーハ:カタールとかつてのライバルであったエジプトとUAEとの間の2017年以来初めての直行便は、地域危機の終わりに続いて、月曜日に空を飛んだ。
エジプトとアラブ首長国連邦(UAE)は、2017年6月にカタールとの関係を断ち切ることでサウジアラビアとバーレーンに加わり、イランに近づきすぎていることとイスラム過激派を支持していることを非難していたが、ドーハはその告発を否定している。
4カ国は、1月5日にサウジアラビアで開催された湾岸サミットで、ドナルド・トランプ米大統領の退陣後、外交活動を活発化させ、亀裂を修復することで合意した。
カタールからエジプトへの3年半ぶりの商業便、エジプト航空のカイロ行きの便は、風の強いドーハ空港から離陸した。
その後まもなく、UAEのシャールジャからエア・アラビア便が到着した。
ドーハからのカイロへの便の再開は、カタールに住んでいるエジプト人の大きな代表団のための旅行を簡単にする。
公式統計によると、30万人ものエジプト人がカタールを故郷と呼んでいるが、危機の間、多くのエジプト人は故郷に帰ることができなかった。
2020年5月、不満の溜まったエジプト人は、後に空になるエジプト大使館が入っていた建物の外で抗議行動を行った。
デモの後、カイロの直行便禁止を遵守するため、18便の本国送還便が中立国オマーン経由で運航された。
カタール航空の飛行機はまた月曜日遅くカイロへ向かうことになっていた。
カタールに対して国境を設けているサウジアラビアとドーハ間の便は1 月11日に再開した。
この騒動は地域旅行を複雑にし、家族を分断し、そしてカタールのビジネスによって立ちはだかるコストを増加させた。
エジプトの技術的であるMustafa Ahmed(38)は、「とても嬉しかった」と語った。
「直行便があると、生活は、特に家族や子供にとって、より簡単になる。空港や飛行機を移動・乗り換えしたり、トランジット便のために何時時間も待ったりするといった苦痛を避けることができる」彼はAFPに言った。
カタールのエジプト人は、教育、医療、エンジニアリングを含む多くの分野で働いている。
しかし、カタールの大多数を占める数千もの外国人労働者は、コロナウイルスの流行による景気後退の結果、職を失いつつある。
AFP