
アラブニュース
ロンドン: イスタンブールでロシア人3名を刃物で襲撃した容疑で、男が警察に身柄を拘束された。
ロシアの通信社「スプートニク」によると、1月24日の夜遅くに現地に住むゴミ取集作業員の男が男性1名と女性2名を襲撃したもよう。3名の被害者は入院したが、命に別状はなかった。
襲撃の様子を捉えた画像がネット上で拡散された。
スプートニクが消息筋の情報として報じた。「容疑者は拘束された。現時点での情報では、犯人は精神病を患っているとされる。負傷した女性2名と男性1名のロシア人は現在も入院中」
トルコでは凶悪犯罪が頻発しており、特に殺人や殺人未遂の割合が大きい。
世界銀行のデータによると、殺人発生率は10万人あたり2.6でサウジアラビアの2倍の数字だ。
アラブニュースでは先月、安全面で問題があるためサウジアラビアではトルコはもはや観光地と見なされていないと報じた。
昨年10月トルコのアメリカ大使館は、イスタンブールで外国人を狙ったテロ攻撃と誘拐事件が発生する可能性があるとの情報を入手したと発表した。
イギリス外務省はウェブサイトで、イスタンブールの一部地域で路上強盗が頻発していると警告し、トルコ観光の際は「特別な警戒」が必要だとした。