
アラブニュース
ドバイ:アブダビの事実上の指導者であるムハンマド・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン皇太子・UAE軍副最高司令官は、レバノンのサード・アル・ハリリ次期首相との会談において、UAEによるレバノン国民への支援を確約した。
皇太子は、レバノン国民の「統一、安定、発展」への熱意をUAEは後押しすると語った、とUAEの国営通信社WAMは報じている。
19日にカスル・アル・シャティ宮殿で開催された今回の会談では、レバノンの最新の動向と、新政府の樹立に関連する取り組みについて話し合いが行われた。
UAEのシェイク・ムハンマド副大統領兼首相は、国民の和解を優先し、相違を乗り越え、現在の課題を克服していける政府をレバノンが生み出すことを望んでいると述べた。
両国は、新型コロナ感染症との世界的な戦いを含む、地域内および国際的な多くの重要課題に加えて、二国間の関係についても話し合った。
ハリリ次期首相は、コロナウイルス感染症流行への対策における支援を含め、あらゆる面でレバノンに対するUAEの姿勢を歓迎した。
次期首相はまた、ムハンマド副大統領にUAEによる火星探査の成功への祝意を伝えた。