
アラブニュース
ロンドン:マイク・ポンペオ元米国務長官は月曜日、サウジアラビアではなく、イランこそが国外での殺害の調査を受けるべき場所であると述べた。
サウジアラビアは、ジャマル・カショギ記者殺害に関するCIAの報告書を非難し、「サウジ指導者に関する報告書の中にある、否定的な虚偽の受け入れがたい判断」を全面的に否定すると述べ、「報告書には不正確な情報や結論が含まれている」と指摘している。
ポンペオ氏はフォックスニュースに対し、ジョー・バイデン政権は米国の重要な安全保障上のパートナーであるサウジアラビアを取り上げ、敵に回そうとしていると語った。
「現政権はイランとじっくり話し合って取引したいと考えている。しかしイランこそは、我々が政権に就いていた4年間、そしてそこからさらに遡る8年間、サウジアラビアよりもはるかに多くの人々を世界中で殺害してきたのだ」とポンペオ氏は述べた。「勘違いしてはいけない。国外殺人を捜査しているというのなら、捜査すべき場所は、イランのアヤトラ・ホメイニ師であり、ザリフ外相であり、ロウハニ大統領であって、サウジアラビアではない」
サウジ外務省は、カショギ記者の死の責任を負う者たちは、サウジの裁判所で有罪判決を下されており、それらの判決は「ジャマル・カショギ氏の家族にも歓迎されている」との声明を出した。