モガディシュ:ソマリアの治安部隊は水曜日、首都モガディシュにある国際空港近くの陸軍基地に侵入しようとした武装した攻撃者2人を射殺した。国営テレビが報じた。
国営テレビはこれに先立ち、治安部隊が基地のゲートで「テロ行為」に応戦していると伝えていた。目撃者は、武装集団が無理やり侵入して銃撃を開始したと語った。
国営ラジオはその後、2人の攻撃者は基地のゲートで阻止されたと報じた。
国営テレビはツイッターの公式アカウントで、「治安部隊は、水曜日に #モガディシュ のアデン・アッデ国際空港近くの陸軍基地に押し入ろうとした、2人の武装テロリストを射殺した、警察は間もなく詳細を伝えるだろう」と述べた。
アルカイダと結びついているアル・シャバブは、この攻撃の背後には自分たちの存在があると述べた。このイスラム過激派グループが運営するラジオ局アンダルスは放送で、戦闘員がハラネ軍事基地を攻撃し、まだ銃撃を続けていると伝えた。
この基地は、アフリカ連合(AMISOM)の平和維持部隊や国連などの国際機関を受け入れており、空港の近くでもある。
基地にいた目撃者、マハド・ヒルシ氏はロイターに対し、攻撃者がゲートを強行突破して銃撃を開始するのを見たという。「負傷した多くのAMISOM兵士が地面に横たわっていた」と語った。
彼の証言に関して今のところ事実確認はできていない。ロイターはAMISOMと国連ソマリア事務所の報道官に電話やメッセージでコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。
旅行代理店によると、空港付近でおきた銃撃戦のため、飛行機の運航が停止しているという。
アル・シャバブは、この「アフリカの角」にある国の中央政府を倒し、独自の厳しいイスラム法の解釈で支配することを目的としている。
AFP