
サイード・アル・バターティ
アル・ムカッラー:日曜日、イエメンの学校に対するフーシ派のミサイル攻撃により、子ども3人と兵士15人が死亡した。
軍関係者によると、タイズ県西部のカダ地区にあるこの学校は、イランが支援する民兵の基地として使用されていたが、先週、親政府軍の戦闘員がカダ地区を制圧した際に奪還されたという。
フーシのミサイルが命中したとき、政府軍兵士15人が学校の中にいた。死亡した子どもたち、兄弟2人とその親戚は、近くにいた。
イエメン南西部のタイズでは最近、フーシ派と国際的に承認された政府に忠誠を誓う戦闘員との間で戦闘が激化している。
イエメン軍の地雷除去チームは土曜日と日曜日、タイズ市の西に位置する解放されたばかりの地域で、フーシ派が仕掛けた数十個の地雷を除去した。
イエメン軍広報官のスポークスマンであるアブドゥル・バシット・アル・バヘル大佐は、アラブニュースに対し、軍と地元の治安当局がアル・マーフェル地区とマクバナ地区の解放された地域で共同パトロールを展開し、避難している人々に自宅に戻るよう促した。
「タイズでは日曜日、様々な場所で政府軍とフーシ派の間で比較的小規模な衝突が発生しました。軍は現在、地雷を除去し、解放された地域の安全を確保しています」と、アル・バヘル大佐は述べた。
他にも、北部ハッジャ県のアベスとマスタバでは、フーシ派が親政府軍の手に落ちた地域を奪還すべく反撃を開始したことを受けて、この24時間の間にイエメン政府軍とフーシ派の間で戦闘が繰り広げられた。反体制派の戦闘員数十人が前進に失敗し、戦闘中に死亡した。
ハッジャの戦場では、サウジアラビア主導のアラブ有志連合の戦闘機が、フーシ派の軍事装備品や戦闘員の集まる場所を標的にして、フーシ派の撃退に重要な役割を果たした。日曜日には、焼け焦げた戦車や装甲車の画像がSNS上で拡散した。
北部のタイズとマアリブでの衝突は、米国と国連が、国連が支援する和平交渉を復活させるため、停戦に向けた努力を強化している中での出来事だ。
米国のイエメン特使は先週、休戦のための「健全な計画」が「何日も前」からフーシ派との間で交わされていたが、フーシ派はマアリブでの攻撃を優先していたと述べた。