
アラブニュース
カイロ:エジプトの首都で土曜日未明、13階建てのビルが倒壊し、少なくとも3人が死亡、22人が負傷したと地元の報道が伝えた。
警察はカイロのゲスル・アル・スエズ地区に封鎖線を張り、民間防衛隊や救急隊が捜索・救助活動を行いながら瓦礫の中を入念に調べた。
倒壊した原因はすぐには明らかにならなかった。しかし、エジプトでは、違法建築や規制の執行が行き届いていないことなどにより、建物の倒壊は珍しくない。
ゲスル・アル・スエズの事件は、エジプト内陸のソハグ県で、少なくとも32人が死亡した列車の壊滅的な衝突事故発生の数時間後に起きた。