
チュニジア、チュニス:
チュニジア当局は、中央港湾都市スファックスで沈没した船からサハラ以南アフリカからの移民とみられる、女性9人と赤ちゃん1人を含む21人の遺体を回収したと述べた。
沈下の原因は不明であった。
警備隊のHousemeddine Jebabli司令官は、AP通信に対し、民間救助ダイバーの助けを借りて沿岸警備隊によって救助された生存者は3人だけであると述べた。
同氏は、17人が行方不明になっている恐れがあり、当局は沈没した海域の捜索を続けていると述べた。
同氏によると、生存者は、船には41人の移民が乗船しており、前日にイタリアの海岸を目指しスファックスから出発したと述べた。
港湾都市は、紛争や貧しい生活条件から逃れるヨーロッパ行きの移民の共通の出口となっている。
先月の3月9日、同海域で2隻の船が座礁し、39人が死亡し、165人の移民が救助された。ほとんどがサハラ以南の国民であった。
AP