
アラブニュース
アンマン:ヨルダン国王アブドラ2世は今週の会議で、ラマダンを祝して「扇動」事件に関わった16名の被告を釈放すると述べた。
アルフセイニヤ宮殿で開かれた各県政府関係者らとの会議の中で国王は、「すべてのヨルダン国民の父として、兄弟として、そして我々みなが家族と共に過ごしたいと望むこの寛容と団結の聖なる月にあって、私は関連当局者に対し、扇動に従うという誤った方向へ導かれた者たちを直ぐに家族の元へ帰すべく、適切な方法を検討するように求めるものである」と述べた。
そして、「扇動」がヨルダンを揺るがすことはなく、我が国家は「盤石」であると述べた。
アブドラ2世国王は、「起きてしまったことは辛いが」、我が国の最近の事件が「我々を揺るがすことはない」と語った。
国家の安全と安定を脅かす事件を受け、4月初めから何人かが逮捕されていた。
国王は、ヨルダン国民に対する自らの献身を改めて断言して、次のように述べた。「私の義務、目的、誓約は、国民と国家に奉仕して守ることであり、これが、すべてについてどのように処理するかを定義づける基準である」