
アラブニュース
ベイルート:サウジアラビアの在レバノン大使ワリード・アルブハーリ氏は月曜日、王国の安全保障はレッドラインであると述べた。
同氏のツイートは、サウジアラビアが日曜日からレバノン産の野菜・果物の輸入および輸送を禁止すると決定した後に発信された。
サウジ通信社(SPA)は週末にかけ、ジッダイスラム港の税関当局がベイルートから到着したザクロの貨物の中に隠されていた530万錠以上のカプタゴンを押収したと報道した。
「我々の賢明なリーダーシップの下,王国の安全保障は、侵されてはならないレッドラインだ」。アルブハーリ氏は月曜日の夜に発信したツイートでこう述べた。
一方、アルブハーリ氏は日曜日に、過去6年間にレバノンから6億錠以上におよぶ密輸の試みがあったと述べた。
レバノンのミシェル・アウン大統領は月曜日、密輸取り締まり対策を強化するようセキュリティサービスに要請した。
アウン大統領は、対応にあたる首相のハッサン・ディアブ氏との本件についての会談の冒頭でコメントした。
モハマド・フェミ(Mohammad Fehmi)内務相は、サウジアラビアと協調して犯人を明らかにし、前回の事件の再発を防止するという任務が委ねられた。
レバノンはまた同国の検察に対し、本件に関する捜査状況を追跡し、結果について逐次サウジアラビア当局に伝えるよう要請する。大統領声明でこう伝えた。