
ムハンマド・アブ・ザイド
カイロ:エジプトは金曜日、中国のシノバック製ワクチン200万回分を国内生産するための成分の第1陣目を受け取った。
エジプト保健省によると、今回の納入には、シノバック社とエジプト生物学的製剤ワクチン持株会社(VACSERA)が交わした合意の一環として、1400リットルのワクチンも含まれている。
エジプトは、生産開始から1年間でシノバックワクチン4000万回分の生産を予定している
エジプトのワクチン接種率を早急に上げる取り組みの一環として、今回の納入品には、直ぐに使うことのできるシノファーム製ワクチン50万回分も含まれている。
エジプトのハラ・ザーイド保健相は、コロナワクチンの国内製造はエジプトにとって「歴史的な一歩」であるとし、ワクチンの余剰供給分は輸出に回すことになると付け加えた。
200万回分のシノバックワクチンが、2ヵ月以内に全国のワクチン接種センターに届けられることになるという。
ワクチンの生産工程としては、まずは原料成分を保健省の研究室で検査し、次に梱包、品質管理へと続く。
中国とエジプトが締結したワクチン契約には、将来的には原料成分もエジプト国内で生産できるように、生産・製造技術の移転までを網羅している。
エジプト当局はコロナワクチンを100%国内生産することを目指しているとザーイド外相は述べ、世界の医薬品成分の70%以上が中国とインドで生産されていると付け加えた。
さらに、生産レベルを拡大するために、10月6日にギザにVACSERAの第2工場を開設する準備を進めているという。
ワクチンの生産を多様化するために、原料成分の調達には複数の海外企業と契約を結ぶことになると外相は付け加えた。
6月にはさらに100万回分のシノバックワクチンを受け取るほか、第3陣として、190万回分のアストラゼネカ製ワクチンも納入される予定になっているという。
エジプトはこれまでに、中国から寄贈された150万回分を含む300万回分のシノファーム製ワクチンを受け取っていると外相は述べた。
ザーイド外相はさらに、観光業で働く95%がすでに接種を済ませており、エジプトの囚人たちには内務省と協力して次の期間に100%接種させるつもりだと付け加えた。