アラブニュース
ドバイ:アラブ首長国連邦は、新型コロナウイルスの感染拡大に備えて、アラブ首長国連邦への入国禁止措置を講じている14か国への国民の渡航を禁止した。
渡航禁止の対象国は、インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、ベトナム、ナミビア、ザンビア、コンゴ民主共和国、ウガンダ、シエラレオネ、リベリア、南アフリカ、ナイジェリアとなっている。今回渡航禁止となった国々については、外務・国際協力省と国家緊急危機・災害管理局により発表が行われた。
国営通信社WAMによって公表された声明によると、アラブ首長国連邦政府は、新型コロナウイルス感染の世界的流行の影響により世界が例外的な状況にある中、旅行のピークシーズンが始まったことで、国民は渡航先の国や地域で講じられているすべての感染予防措置や感染予防規則を遵守する必要性があると強調した。
ただし、今回対象となった国々におけるアラブ首長国連邦政府の外交使節団、緊急時の対応、公式代表団、既に承認されているビジネス・技術代表団については、今回の渡航禁止措置の対象外となる。