- ARAB NEWS
- 25 May 2025
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ベイルート：レバノンの医薬品輸入業者は、日曜日、何百もの必須医薬品が不足していると述べ、資金難に陥っている中央銀行が資金の封鎖を解除しなければ、さらなる不足を招くと警告した。
世界銀行が、1850年代以降、世界最悪の金融危機の一つと呼ぶ中、暫定政府はもはや支払う余裕のない補助金の撤廃を検討しており、レバノン人はガソリンから医薬品に至るまで、多くの物資の不足に直面している。
現地通貨は、ブラックマーケットでその価値を90％以上失っているが、中央銀行は輸入業者に対し、輸入医薬品のコストの大部分をカバーするために、より有利な公定歩合でドルを供給してきた。
医薬品輸入業者協会は、声明で、医薬品の「輸入は、この1か月間、ほぼ完全に停止している」と述べている。
同協会によると、中央銀行は、12月以降6億ドルを超える累積債務を抱える海外のサプライヤーに支払うために約束されたドルを放出しておらず、輸入業者は新たな信用枠を獲得できないという。
「輸入企業では、慢性疾患や難病を治療するための何百もの医薬品の在庫が不足している」と、協会は警告する。
「できるだけ早く輸入を再開できなければ、7月までにさらに数百種類の医薬品が不足するだろう。」同協会の代表を務めるカリム・ゲバラ氏は、AFPに対し、心疾患、高血圧症、糖尿病、がん、多発性硬化症などの治療薬の一部はすでに在庫切れになっていると語った。
もし何もしなければ、「7月末までには壊滅的な状況になり」、「数十万人の患者」から薬を奪うことになると同氏は警告した。
木曜日、ミシェル・アウン大統領は、自分と退陣する閣僚、中央銀行総裁が、優先順位に応じて保健省が選択した「医薬品および医療用品への補助を継続する」ことに合意したと語った。
政府は、昨年8月4日に多くの死者を出した港の爆発事故を受け総辞職したが、以来、深く分裂した政治的階級は、国を危機から救うための新しい内閣に合意できないでいる。
AFP
