
アラブニュース
カイロ発:ヨルダン国家安全保障裁判所は7月12日、元宮廷顧問と王室の一員が罪を認めた後に、国家を不安定化させ君主制を損なうことを企んだとして両名に15年の刑を宣告した。
同裁判所は、ヨルダン国王の元最高顧問で米国市民のバッセム・アワダッラー氏と、王室の一員であるシェリフ・ハッサン・ビン・ザイド氏を裁判にかけていた。2人は国王の異母兄弟である元皇太子ハムザ王子も関与した王国に対する陰謀容疑で4月に逮捕されていた。
7月12日、ヨルダン国家安全保障裁判所は、扇動事件の両被告は関係が緊密で、反国家・反国王の動機を抱いていたと述べた。
裁判所は、第一の被告アワダッラー氏が国王に対する陰謀を企み、両被告が混乱を引き起こして反国家の目標を実現しようと試みたと述べた。