
アラブニュース
ドバイ:米国務省の「正義への報酬」プログラムは、サルマン・ラウル・サルマン氏の身元確認や居場所につながる情報に対して最高700万ドルの報奨金を提供している。サルマン氏はヒズボラ組織の一員で、アルゼンチン・イスラエル相互協会の爆破事件に関わったとして非難されている。
19日に発表された声明によると、サルマン氏(58)は「ヒズボラの国外守備組織(ESO)のリーダーで、ESOは、世界中でテロの計画、手配、実行をつかさどっている」
同氏は、「1994年7月18日、ブエノスアイレスにあるユダヤ人文化センター、アルゼンチン・イスラエル相互協会(AMIA)を爆破し、85人の罪もない犠牲者を出した事件で重要な役割を果たしたことで」最もよく知られていると、声明文が述べた。
米財務省は2019年7月19日、ヒズボラのテロ活動を指揮、支援したことで、サルマン氏を最初に「重要指名手配グローバルテロリスト」として指名手配した。