
東京
会社ウェブサイトで「カタール軍の軍事力強化に責任を有する」と謳っているバーザン・ホールディングスが、11月18日から20日まで東京で開催されたDSEI Japan 2019防衛装備見本市で、8x8モジュラー無人地上車両 (UGV) の展示を行った。
無限軌道にも対応したこのUGVは、監視、国境警備、救出任務に加え、兵站支援に使用することができ、自律戦術支援プラットフォームに関係する、カタール軍の将来的な要件を充足することを目的としている。
バーザン社によると、このUGVは、高解像度のデイ / ナイトカメラ、レーダーシステム、無線周波検出器など、さまざまな装備を搭載することができる。
さらにビンディグという、バーザン・ホールディングスとイタリアの銃器メーカーであるベレッタとの合弁事業によって、カタール国内で製造されたライフルも展示された。ビンディグは、5.56x45mm ARX160 や7.62x51mm ARX200など、カタール国産のARXシリーズのライフルを供給する。
ビンディグ合弁事業は、2019年からカタール軍をはじめ、その他治安維持および政府機関向けに、約3万丁の新造ライフルを供給することが予想されていた。