
アラブニュース
ドバイ:イエメンの軍事裁判所が、フーシ派の司令官であるアブドルマリク・アル・フーシ氏とそのほか173人に、一連の犯罪を実行したとして銃殺隊による死刑を宣告したと国営通信社サバニュースが伝えた。
被告人らは、政権に対する軍事クーデターを起こし、軍事犯罪および戦争犯罪を実行したとして有罪判決を受けた。
裁判所は、フーシ派民兵組織は「テロリスト犯罪集団」であると述べ、その活動は禁止され、所有財産は没収されてメンバーは武装解除され、その軍事装備のすべてが国防省に引き渡されるとした。
裁判所はさらに、同民兵組織の犯罪に関与したかどでイランが国際司法裁判所で訴追されることを決定した。
7月には、国際的に認められているアブドラッボ・マンスール・ハーディ大統領政権に対する2015年のクーデターとそれに続く軍事行動を首謀したとして告訴されているフーシ派指導者の裁判の初回が、マリブの裁判所により開かれた。