
レイ・ハナニア
シカゴ:アントニー・ブリンケン米国務長官は、火曜日に発生したフーシ派によるサウジアラビアへのドローン攻撃を強く非難し、イランが支援するこの過激派に対し、停戦を「支持」し、和平交渉の場に就くよう促した。
報告によれば、アスィール地域のアブハ国際空港への攻撃により、民間航空機も被害を受けたため、8人が負傷したとのことだ。
We strongly condemn yesterday's attack by the Houthis against Saudi Arabia. The Houthis struck the civilian airport in Abha, wounding eight civilians and damaging a commercial airliner. We again call on the Houthis to uphold a ceasefire and engage in negotiations with @OSE_Yemen.
— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) August 31, 2021
ブリンケン国務長官は、フーシ派による攻撃はサウジアラビア市民や軍人だけでなく、サウジアラビアに居住し働いているアメリカ国民7万人をも危険にさらしたと述べた。また彼は、イエメン国内の流血の紛争を長引かせたことについてフーシ派を非難した。
「サウジアラビアに対して最近フーシ派が行なった攻撃がアブハの民間空港を襲い、民間人8人を負傷させ、民間航空機に被害を与えたことについて、アメリカは強く非難する」。ブリンケン国務長官は火曜日の声明でこのように述べた。
「年初以降、サウジアラビアはフーシ派から240回以上の攻撃を受けそれに耐えてきた。フーシ派は、サウジアラビアに居住する7万人以上のアメリカ国民とともに、サウジアラビアの人々を危険にさらしてきた」
ブリンケン国務長官は、フーシ派はまたここ数週間で「イエメン国内での攻撃(特にマアリブへの攻撃)も激化させている」と述べた。
「この犠牲の大きい手詰まり状態の攻撃は、イエメンの人道的危機を悪化させている。フーシ派による攻撃は紛争を永続させ、イエメンの人々の苦難を長引かせ、重大な局面における和平努力を危うくしている」とブリンケン国務長官は述べた。
ブリンケン国務長官は、この反乱軍に対し紛争終結を検討するよう促して自らの声明を締めくくった。
「我々は改めてフーシ派に対し、停戦を支持し、国連の後援のもと交渉の場に就くよう求める」と彼は述べた。