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ダーイシュ過激派によるイラク北部攻撃で4人が死亡

イラクのモスルの旧市街でイラク軍がダーイシュ民兵組織に対抗して進撃を続ける中、ひどく損壊したアルヌリモスクの前を歩いて避難するイラク市民(資料写真)(AP)
イラクのモスルの旧市街でイラク軍がダーイシュ民兵組織に対抗して進撃を続ける中、ひどく損壊したアルヌリモスクの前を歩いて避難するイラク市民(資料写真)(AP)
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12 Sep 2021 12:09:43 GMT9
12 Sep 2021 12:09:43 GMT9
  • 今回の攻撃は、かつてのダーイシュ過激派の拠点であったモスル南部のマフムール地区で夜中に起きた。
  • 同地の集落の首長を含む4人が死亡した

バグダッド: 当局筋の発表によると、ダーイシュ過激派は、11日、イラク北部の都市モスル近郊を攻撃し、イラク治安部隊の隊員を含む4人が死亡した。

今回の攻撃は、ダーイシュ過激派のかつての拠点であったモスル南部のマフムール地区で夜中に起き、集落の町長と少なくとも警察官1人、さらに親イラン派のハシード・アル・シャアビ(人民動員隊)の民兵を含む4人が死亡したと治安当局者が匿名を条件に語った。

近隣の村の当局筋であるサリー・アル・ジブリ氏は、ダーイシュ過激派は午前2時(グリニッジ標準時23時)頃にハシードの拠点を狙って小型の武器で砲撃・発砲して攻撃しており、町長と民兵を含む4人が死亡したと語った。

今回の攻撃は、キルクーク北部の都市の近郊で起きたダーイシュによる攻撃でイラク連邦警察の警察官13人が死亡した事件から1週間も経たないうちに起きている。

また、今回攻撃を行った過激派は、7月にバグダッドのシーア派の住民が多いサドルシティの市場で起きた爆発で30人以上が死亡した事件の犯行声明も出している。.

ダーイシュは2014年に電光石火のごとくモスルを制圧し、スンニ派の住民が多いモスルは3年にわたり、ダーイシュ過激派自らが主張する「カリフ国家」の中心地となっていた。

その後イラク軍と米軍主導の連合軍が同都市を奪還したものの、激しい爆撃と戦闘によって街は廃墟と化した。

現在イラクに駐留する多国籍軍兵士は約3,500人であり、そのうち2,500人を米軍兵士が占めている。

AP

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