
アラブニュース
リヤド:米国のティム・レンダーキング イエメン担当特使は16日、イエメンのアブドラッボ・マンスール・ハーディ大統領とリヤドで面会し、米国がイエメン政府の和平努力を支持していることを確認した。
両者はまた、イエメンの最新の動向および同国に平和を実現する方法についても協議した。
ハーディ大統領は、イエメン政府が米国との間で「イランのシーア派革命の実験がイエメンおよび中東地域に拡大しないようにすること」、また国際航路の安全確保、テロリズムとの戦いなどの戦略的課題についても合意していることを表明した。
大統領はまた、無実の人々や避難民キャンプを標的にした攻撃や、都市や港に損害を与えるような軍事行動を止めるよう、フーシ派民兵に国際的な圧力をかけることの重要性を強調した。
イランの支援を受けたフーシ派民兵は11日、ミサイルや爆発物を搭載したドローンを用いて紅海に面したアルモカ港への攻撃を実施、インフラに損害を与え、倉庫を炎上させている。
レンダーキング特使は、15日にリヤドに到着したハンス・グルンドベルグ国連イエメン特使に対する米国の支援もまた明言している。