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ヨルダンと日本の関係性が深まる中、ヨルダン国王が東京を訪問予定

ヨルダンのリーナ・アンナーブ大使は、両国関係には様々な階層で未だ発揮されていない大きな潜在性が眠っていると言う
ヨルダンのリーナ・アンナーブ大使は、両国関係には様々な階層で未だ発揮されていない大きな潜在性が眠っていると言う
14 Oct 2019 01:10:41 GMT9

アラブニュース 特集記事 アンマン

ヨルダン国王のアブドゥッラー2世は、1022日に東京を訪問予定だ。自身としては13回目、国王としては11回目の訪日となる。

ヨルダンのリーナ・アンナーブ大使は、両国関係には様々な階層で未だ発揮されていない大きな潜在性が眠っていると言う。

2018年、アブドゥッラー2世と(日本の)安倍晋三総理大臣の首脳会談の際に発表された通り両国関係を最も戦略的な水準に引き上げることができれば、現在ある両国間の協力関係をさらに実りあるものにできるでしょう」とアンナーブ大使はアラブニュースに対して語った。ヨルダン王室と日本の皇室は長きに渡る友好関係を築いてきたと大使は言う。

日本の柳秀直在ヨルダン大使はアラブニュースに対して、両国の関係、そして王室と皇室の関係は「とても友好的」であり、その関係は「戦略的パートナーシップ」であると形容している。

日本の外務省のウェブサイトによると、日本とヨルダンは、1954年に外交関係を結んで以来、「友好的」な関係を維持してきたとのことだ。

柳大使は、日本はヨルダンの投資先に「満足」しており、両国が調印した投資協定が「2020年の5月か6月ごろ」日本の議会を通過するだろうとの予測を示した。

アンナーブ大使は、両国関係は「共通の価値観と相互信頼」に基づくものであり、ヨルダンは「(中東)地域の平和と安定を維持するにあたり土台となる役割を果たしてきました」と言う。

その役割は日本政府からも「大いに歓迎」されており、「そのため日本はヨルダンに対して、水、エネルギー、観光、難民支援、及び国境警備など、様々な重要分野や重要案件で支援を提供しているのです」と彼女は付け加えた。

現ヨルダン国王のアブドゥッラー2世とその父である故フセイン国王の政治顧問を務めたアドナン・アブ=オデー氏がアラブニュースに対して語ったところによると、ヨルダンのハッサン王子は訪日後、効率の良さで知られる日本人を念頭に、ヨルダン国民を「日本人化」できればいいのにと述べたとのことだ。

日本の外務省は次の声明を発表している。「ヨルダンが着実に経済の自由化を進め、国内に国際的な競争力を持つ見通しが明るい産業を育てようとしていることに鑑み、日本はヨルダンに向けた知的分野での支援の拡大を開始しました。日本が長年蓄積してきた産業分野のガバナンスに関するノウハウを活用した支援を行います」

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