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イラン:欧州諸国は核合意の遵守を保証すべき

ブシェール原子力発電所を視察するイランのイブラヒム・ライシ大統領(左)と、イラン原子力庁のモハマッド・エスラミ長官。(イラン大統領府よりAFPへ提供)
ブシェール原子力発電所を視察するイランのイブラヒム・ライシ大統領(左)と、イラン原子力庁のモハマッド・エスラミ長官。(イラン大統領府よりAFPへ提供)
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11 Oct 2021 10:10:49 GMT9
11 Oct 2021 10:10:49 GMT9
  • ドイツを含めた欧州諸国は、消極的な傍観者となっている。
  • イラン核合意は、2015年に米国、英国、中国、ロシア、フランス、ドイツとの間で締結された。

テヘラン:イランは月曜日、欧州諸国に対し、ウィーンで予定されている核合意再建に向けた協議の際に、欧州諸国が再検討することとなっている既存の核合意の遵守を保証するよう求めた。

外務省のサイード・ハティーブザデ報道官は記者団に対し、「ドイツを含めた欧州諸国は、消極的な傍観者となっている」と指摘したうえで、「そのため、ウィーンで開催される核合意再建に関する協議に参加するすべての当事国には、彼らは核合意の下での義務を遵守する以外に選択肢がないことを知ってもらいたい」と、週に1度開催される定例記者会見で述べた。

そして、同氏は「欧州諸国はイランに対し、今回はいかなる当事者も核合意に違反しないという明確な保証を与えなければならない」と続けた。

イラン核合意は2015年に米国、英国、中国、ロシア、フランス、ドイツとの間で締結されたもので、イランの核活動を大幅に制限する代わりに、国際的な制裁を緩和し、イランを国連の監視下に置くというものであった。

しかし、米国はドナルド・トランプ前大統領の下で一方的に核合意から離脱し、イランに対する制裁を再発動したため、イランは徐々に合意に伴う制約を反故にしてきた。

4月にウィーンで再開されたイラン核合意再建に向けた協議は、保守強硬派として知られるイブラヒム・ライシ氏がイランの大統領に選出された6月以降中断されていた。しかし先週、イランは数日以内に協議が再開されるとの見通しを示した。

ハティーブザデ報道官は、ドイツの「アンゲラ・メルケル首相と欧州諸国は、自分達が行動していれば、トランプ氏がすべての核合意からの離脱や核合意の違反を敢行することはなかったことを知っている」と述べた。

イスラエルを訪問中のメルケル首相は、日曜日にイランに対し、直ちに核合意の交渉に戻るよう求めた。

メルケル首相「イランへのメッセージは、直ちに核合意の交渉のテーブルに戻るように、という明確なものだ」と述べた。

ハティーブザデ報道官は記者団に対し、「新たな文章はなく、新たな交渉も行われていない。これは、すべての当事国による核合意の完全な実施を保証するための技術的な協議の問題にすぎない」と語った。

さらにハティーブザデ氏は、「繰り返すが、ウィーンでの協議は実施され、今後数日間は核合意をめぐる活動や外交上のやり取りが活発になるだろう」と述べた。

AFP

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