
アラブニュース・ジャパン
ヤフヤ・キスビ公共事業・住宅大臣は12日、国際協力機構(JICA)ヨルダン事務所の宮原千絵所長と随行団との会談を行った。
両者は住宅、建設、請負、道路維持管理の分野での協力を強化する方法について議論したと、国営通信社ペトラが報じた。
会談では、日本で活用されている最新技術のヨルダンへの移転や、キング・フセイン橋の国境検問所へとつながる道路や橋の建設に、その「人道的重要性」から、日本政府による支援が提供されることなどが中心に話し合われた。
キスビ氏は、キング・フセイン橋プロジェクトとこれにつながる道路に、日本の資金を獲得できることは、「地域の平和を強固なものにする、日本の素晴らしい明確な姿勢を示すものだ」と述べた。
会談で、同大臣は、ヨルダンの住宅・請負・建設部門における同機関の取り組みとその継続的な支援、また、公共部門で雇用されている人々の効率向上を目的としたコースの提供を称賛した。
キスビ氏は、同機関が提供する継続的な協力は、両国の利益に資すると強調した。宮原所長は、公共事業・住宅省の努力と協力を称賛し、JICAがパートナーシップの拡大・維持を望んでいることを改めて伝えた。