
ワシントン:サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、米国、英国が3日、スーダンの民政復帰を求めた。
米国務省が発表した共同声明は、「我々は、文民主導の暫定政府・諸機関への完全かつ速やかな復帰を求める」としている。
「最近の事態に関連して拘束されている人々全員の解放と、非常事態宣言の解除を要請する」と声明。
「新しいスーダンに暴力の居場所はない。この点に関して、我々は全ての当事者間の効果的な対話を促し、平和と安全がスーダン国民にとって最優先事項であると全当事者が確認することを求める」
米国は、先週の軍部による政権奪取に対する非難の動きを主導していた。この政権奪取により、文民政権との共同統治という形の民主制に不安定ながらも移行する流れが中断されている。