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ロンドン:バーレーンのハマド国王とヨルダン国王アブドッラー2世は月曜、両国共通の関心事について連携と相談を継続していく必要性と、その最大のものはパレスチナ問題であることを強調した。
ヨルダンのペトラ通信によって次のように声明が出された。「両指導者は、パレスチナ問題の重要性に言及し、紛争を終わらせる戦略的な選択肢として、二国家解決に基づいた正しく包括的な平和を実現する努力に力を入れるよう求めた」
アブドッラー国王はラーニア王妃と共に、マナーマに公式訪問した。サヒール空軍基地に到着した王族夫妻を、ハマド国王とサルマン・ビン・ハマド皇太子が迎えた。
ヨルダン国王は両国の強力な絆を称賛し、あらゆる部門で連携を拡大することの重要性を強調した。ヨルダン国王はアラブの理念を支えるバーレーンの姿勢と、アラブの団結を維持するその確固たる努力を褒め称えた。
His Majesty King Abdullah II holds talks with #Bahrain King Hamad bin Isa Al Khalifa, reaffirms the deep-rooted ties between #Jordan 🇯🇴 and Bahrain 🇧🇭, and keenness to advance relations and cooperation in service of the mutual interests of the two countries and peoples pic.twitter.com/hEixNw27fa
— RHC (@RHCJO) November 22, 2021
ハマド国王も、両国に深く根付いた絆や、進んだレベルにある協力関係、バーレーンのヨルダン人コミュニティがあらゆる部門で行った貢献を称賛した。ハマド国王は、COVID-19のパンデミックの中でバーレーン人学生や国民が祖国に安全に帰国できるように手配するヨルダンの取り組みを褒め称えた。パンデミックと戦い、ウイルスの拡大を制限するために両国が協力することの重要性をハマド国王は強調し、アブドッラー国王に、アンマンにあるバーレーン大使館へのヨルダンからの施設提供について謝意を述べた、とバーレーン通信(BNA)が報じた。
両指導者は両国間の貿易や進んだレベルにある経済・貿易関係に満足していると語り、テロリズムに対抗し、安全保障と安定を維持する取り組みにおいて、協力を続けていくことを求めた。
Their Majesties King Abdullah II and Queen Rania are received by #Bahrain King Hamad bin Isa Al Khalifa and Crown Prince Salman bin Hamad Al Khalifa, who is also prime minister of Bahrain, upon arrival at Sakhir Air Base#Jordan 🇯🇴🇧🇭 pic.twitter.com/LPqdSwqHV0
— RHC (@RHCJO) November 22, 2021
会談ではシリアの最新情勢もテーマとなり、シリアの主権、安定、領土の保全、国民の調和を守る取り組みをヨルダンは支援する、とアブドッラー国王は繰り返し述べた。
さらに2人の君主は、地域的問題への外国の干渉を止め、地域の安全保障と安定化のための両国の協力を強化し、グローバルな貿易活動に影響を与える脅威からアラビア湾の国際航路を守るための取り組みの必要性を強調したと、バーレーン通信(BNA)が報じた。