



アラブニュース
ロンドン:シェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アブダビ皇太子が5日、米国のアントニー・ブリンケン国務長官と会談し、「地域の重要課題」について話し合ったと米国務省が発表した。
同省のネッド・プライス報道官は、皇太子と長官は「強力な両国関係を確認し、広範囲に渡る協力を拡大・深化する方法について話し合った」と声明で述べた。
声明は「ブリンケン長官は、米国民や大使館職員、外国人がアフガニスタンから第三国へ安全に退避する際のUAEの寛大な支援に謝意を示し、アフガニスタンへの人道支援についてもUAEを称賛した」と続いている。
一方、UAEのアブダッラー・ビン・ザーイド外相は、第5回Indian Ocean Conferenceに合わせてオマーンやインド、スリランカの外相と会談した。会議はアブダビで4・5日に開催された
会談の中で、ザーイド外相は戦略的な関係やあらゆる分野での協力強化のほか、地域および世界の最新の状況について話し合った。
アブダッラー外相はまずオマーンのサイード・バドル・アル・ブサイディ外相を招き、両国間の関係の深さを強調した。
インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相は、UAEとインドとの強固な関係や、継続的な成長や発展の見られる両国間の戦略的パートナーシップを称えた。
アブダッラー外相はスリランカのガミニ・ラクシュマン・ピーリス外相もアブダビに迎え入れ、両国関係のほか、観光などの分野での協力強化について話し合った。